朝の空気と共に気分をリフレッシュ
朝活ツーリングの魅力
夏の朝、まだ日が昇りきらない時間帯にバイクで走り出す――そんな「朝活ツーリング」を楽しんでいるライダーも多いはず。
早朝は気温が穏やかで、交通量も少なく、まるで道路を貸し切ったような感覚が味わえる。清々しい風を受けながら走る時間は、何ものにも代えがたい魅力がある。
そんな朝のツーリングをさらに特別な時間にするために、ぴったりの音楽をセレクトしてみた。
1日のスタートを彩る!ツーリング向きモーニングソング
1. “High and Dry”/Quasimode
朝の透明感とマッチするジャズの音色
「朝の音楽」と聞くと、ジャズを思い浮かべる人も多いのでは?
特に日本のジャズ・カルテット「クオシモード」の楽曲は、リズミカルで走りの邪魔にならず、それでいて程よいグルーヴ感が心地いい。
今回紹介するのは、イギリスのロックバンド「レディオヘッド」の名曲をアレンジした”High and Dry”。
ジャズのしなやかさと、朝のひんやりとした空気が見事にマッチし、ゆったりとしたツーリングにも最適な1曲。
2. “The Yeah Yeah Yeah Song”/The Flaming Lips
理屈抜きで楽しい、朝の気分を盛り上げる1曲
アメリカのオルタナティブロックバンド「ザ・フレーミング・リップス」の楽曲。
ユニークなコーラスと、どこか陽気なハンドクラップが特徴的で、理屈抜きにハッピーな気分にさせてくれる。
エンジンをかけた瞬間、ワクワク感を加速させるのにぴったりな曲。
3. “Y.M.C.A”/Village People
思わず口ずさみたくなる名曲
ツーリング中に思わず手を動かしたくなる名曲といえば、やっぱりこれ!
元気なメロディーと軽快なリズムが、朝の爽やかさにぴったり。
ただし、走行中の振り付けは厳禁(笑)。
4. “Purple Rain”/Prince
朝露の残る道をしっとり走るときに
しっとりとしたバラードながら、力強さも感じるプリンスの名曲。
実はプリンスがMVで乗っていたのは、ハーレーではなくホンダの「CM400」。
バイクと音楽のつながりを感じながら、静かな朝の道を流すのに最適な1曲。
5. “Love’s Door feat. Faith Evans”/DJ KOMORI
軽快なリズムが爽快感を倍増
走り出した瞬間から心を躍らせる、DJ KOMORIのハッピーソウルチューン。
都会の夜をイメージさせるサウンドだが、実は朝のツーリングにもピッタリ。
軽やかなビートが、バイクのエンジン音とシンクロする感覚を楽しめる。
6. “This Will Be (Everlasting Love)”/Natalie Cole
愛車との絆を感じるポップソウル
「愛車との永遠の愛」を感じながら走れる1曲。
ナタリー・コールの弾むような歌声とポップなメロディが、朝のツーリングをより楽しくしてくれる。
7. “All the Sand in All the Sea”/DeVotchKa
広がる景色を感じる幻想的なサウンド
アメリカのサウンドグループ「デヴォチカ」の楽曲。
心地よいリズムと独特の楽器が織りなす温かみのあるメロディが、朝焼けの道にぴったり。
広がる景色を感じながら、穏やかに流してみるのもいいかもしれない。
8. “Carnival Overture Op.92″/Antonín Dvořák
たまにはクラシックで優雅な朝を
ツーリング中にクラシック?と思うかもしれないが、実は意外と合う。
ドヴォルザークの「謝肉祭」は華やかなメロディーが特徴で、まるで映画のワンシーンのような朝を演出してくれる。
新しい一日の始まりをドラマチックに彩る1曲。
朝のツーリングに音楽をプラスして特別な時間に
バイクで走るだけでも気持ちがいい朝の時間。
そこにぴったりの音楽をプラスすることで、より一層爽快な気分になれるはず。
その日の気分やルートに合わせて、お気に入りの曲をセレクトしてみてほしい。
次の朝活ツーリングが、今まで以上に楽しい時間になること間違いなし!