近年、問題となっている「ながら運転」。バイク走行中に通話をするのはもちろん、手に持っているだけでNGである。2秒以上の画面注視もダメだ。2019年の12月には罰則がさらに強化され、二輪車で6,000円から1万5,000円。原付だと5,000円から1万2,000円という反則金がかかる。
ながら運転による事故が増加しているため、運転中に電話がかかってきても対応してはいけない。
しかし、運転中に電話がかかってくると気になってしまうものだ。
気持ちを落ち着かせるBGMがおすすめ
ツーリング中の着信は、気になって仕方がなくストレスがかかっている状態と言える。
そんなときは癒しのBGMとして使われる、ヒーリング音楽がおすすめだ。
静かな夜に聴く、冬の癒し曲【作業用BGM】冷たい季節に暖かな音楽を♪
人が癒しを感じる瞬間は、川のせせらぎの音や人間の心臓の鼓動など「1/fのゆらぎ」という不規則で連続した音の揺れを聴いた時だという。1/fのゆらぎの音で、脳からa波が発生しやすくなり癒しの効果が得られるそうだ。もしツーリング中に電話の音が気になり始めたら、ヒーリング音楽でストレスを軽減できるだろう。
対して、会話が終わった後に聞くとするならロックだろう。快適なツーリングの時間を、邪魔されたのだからイライラするかもしれない。爆発寸前の怒りをロックの軽快なテンポで、吹っ飛ばしてしまうのもいいだろう。ここで注意したいのは頭を上下にふる、ヘッドバンギングしないようにすることだ。走行中のヘッドバンギングは、ながら運転より危険。ついロックのテンポにノリ過ぎないよう気をつけてほしい。
無線アプリの活用
ツーリング中の会話を無理なく行うには、無線アプリが便利だ。スマホで使える無線アプリを紹介する。バイク乗り同士のツーリングにも重宝するだろう。
通話アプリ
通話アプリはBluetoothでスマホと、イヤホンやヘッドセットを繋げるアプリだ。ヘルメットをつける前に装着して使用する。電話がかかってきたら耳元のスイッチ操作で、スマホを触らずに通話可能だ。1対1や1対多数での利用ができるため、マスツーリングでみんなに指示を出す時に使っている。
無線アプリ
通話アプリのようにBluetoothで繋がるものと、通話回線を利用したIP方式のアプリがある。Bluetoothだと通信距離に限界があるため、通信距離の制限がないIP方式だとはぐれた時に使いやすい。ツーリングでよく離ればなれになってしまうなら、無線アプリの利用がおすすめだ。