目的地にたどり着けなかった日を忘れないための曲

ツーリングに出かける時、誰もが目的地に向かって走り出す。だけど、思い通りにいかない日もある。渋滞、天候の急変、マシントラブル――理由はいろいろだけど、結局たどり着けなかった、なんて日もあるはず。そんな時、ただ「ツイてなかったな」で終わらせるのもひとつの手。でも、せっかくの経験だからこそ、心に残る一曲とともに振り返ってみるのも悪くない。

今日は、そんな“未完のツーリング”を思い出す時にぴったりな楽曲を紹介したい。


思い通りにいかない日も、バイクと共に

バイクに乗る以上、トラブルとは無縁ではいられない。

例えば、高速道路に乗った途端の大渋滞。空は快晴、走り出した時のワクワク感はどこへやら。すり抜けもできないほどギュウギュウな道で、ただひたすらエンジンの熱に耐えるしかない時間。

あるいは、ツーリング途中で降り出した大雨。朝の天気予報は「晴れ」だったのに、気づけばカッパなしで土砂降りの中を走ることに。気温も下がり、全身びしょ濡れ。目的地を目前にして「これは無理だ」と引き返す決断をすることもある。

それから、突然のマシントラブル。エンジンがかからない、チェーンが外れる、パンクする……。工具を持っていたとしても、その場で直せるとは限らない。レッカーを呼び、バイク屋へ運ばれるバイクを見送る時の切なさ。

どんな理由であれ、ツーリングを諦めざるを得ない瞬間は、バイク乗りなら誰しも経験するもの。

そんな日には、落ち込むのではなく、心を切り替えて「こんなこともあったな」と音楽と共に振り返ってみてはどうだろう。


今日の一曲:Oasis – “Don’t Look Back in Anger”

未完のツーリングを思い出す時にぴったりなのが、Oasisの“Don’t Look Back in Anger”

この曲のタイトルを直訳すると「怒りに振り返るな」。つまり、過去の出来事を悔やんだり、イライラしたりするよりも、前を向こうというメッセージが込められている。

ツーリングが思い通りにいかなかった日、帰り道でこの曲を流してみてほしい。

イントロのピアノのメロディが流れた瞬間、心のモヤモヤが少しずつ晴れていくはず。ギターのサウンドと共に、失敗したツーリングすらも「いい経験だった」と思えてくる。

“Don’t Look Back in Anger”の歌詞には、こんなフレーズがある。

“So I start a revolution from my bed”
(だからベッドの中から革命を始めるんだ)

目的地にたどり着けなかったのなら、それもひとつの旅の形。次のツーリングに向けて、また計画を練る時間にすればいい。次こそは!という気持ちで、前を向けば、それだけで十分。

🎵 Oasis – “Don’t Look Back in Anger” (YouTubeリンク)


👉 動画を視聴する


ツーリングは計画通りにいかなくても楽しい

ツーリングは、行きたい場所にたどり着くことが目的じゃない。

むしろ、道中のハプニングこそが、後々になって「いい思い出だったな」と語れる瞬間になる。

予定通りに走れなかった日も、あとになって振り返れば「そんな日もあった」と笑えるもの。

「目的地に着けなかった」ではなく、「面白い経験をした」。そう考えられるかどうかで、ツーリングの楽しさは大きく変わる。

そして、そんな気持ちにさせてくれる音楽があれば、なおさら最高だ。

次のツーリングも、思い通りにいくとは限らない。だけど、それもまたバイクの楽しみ。

もし途中で挫折するようなことがあったら、バイクを降りた後、この曲を聴いてみてほしい。

“Don’t Look Back in Anger”をBGMに、次のツーリングプランを考えよう。


次回のツーリングがどうなるかは、誰にも分からない。

でも、どんな旅になるとしても、それが「いい思い出」になるように。

また走り出そう。