最近は電子制御式のインジェクション車がちやほやされているが、自分はキャブレター車派だ。
キャブレターの調整は知識がいる
キャブレター車は電気を使用しないためバッテリーが必要なく、バッテリー上りによるトラブルがない。
インジェクションに対してキャブレターは、緻密な調整が必要なので愛車の特徴や知識がないと難しい。自分はこだわりとして、愛車に手間をかけたいので、キャブレターバイクが好きだ。
愛車のキャブレターの調子が良い時は嬉しい。キャブレターの調節が良いと、アクセル全開時にはパワーが十分にでて速度が伸びる。また、超低速時でもエンジンが静かで、エンストする気配がない。
愛車のキャブレターがごきげんな時は、異常がなく安定した走りにライダーなら心が落ちつくだろう。
心を躍らせる曲
そんな時は、元気がどんどん湧いてくる鎮座DOPENESSの「T.U.B.E.」を紹介したい。
鎮座DOPENESS『T.U.B.E.』
(Reff):
待ってましたっ! って感じのシチュエーション
マライヤの様に高ぶるエモーション
太陽の憎い演出に夢うつつ
Too hot 沸騰寸前だぜ全く!
この熱気シーズンギリギリ 限界まで引っ張って x4
V-A-C-A-T-I-O-N
引用元:Musixmatch
歌詞にある「待ってましたっ!って感じのシチュエーション」というフレーズが、キャブレターのセッティングが上手くいき、気分よくツーリングに出かける背中を後押ししてくれるだろう。
サビ前のBメロでは「イメージ念じて風景、イキたい場所へフッとばして」と歌っている。バイクでツーリングに出かける風景が思い浮かんだり、目的地までスピードをあげたりする気分にしてくれるだろう。
キャブレターは気まぐれ
なぜライダーはキャブレターの調子が良いと、こんなに嬉しいのかさらに考えた。キャブレターは繊細な部分。マフラーの抜け具合や排気量、セッティングによって調子が決まる。また、夏場・冬場の気温で酸素の密度である混合気に影響がでるので、都度チューニングが必要だ。
愛車がキャブレター車の人なら共感できると思うが、キャブレターは“気まぐれ屋さん”と言える。もし、調子が悪くても「手のかかるヤツだ」と思って可愛がってやってほしい。そこでこの曲も紹介したい。
カルチャークラブの『気まぐれカーマ』だ。
Culture Club『Karma Chameleon』
Loving would be easy if your colors were like my dreams
僕の夢が、君に合わせて好きに染められるのなら
愛し続けるのは容易いことかもね。引用元:勝手に和訳 むしろ意訳
気まぐれカーマの曲は、カメレオンの様に気まぐれなカマンに振り回される主人公が、彼女のチャーミングさを歌った曲だ。
歌詞にある「僕の夢が、君に合わせて好きに染められるのなら愛し続けるのは容易いことかもね」というフレーズが、愛車に向ける愛を表現してくれるだろう。
もし、キャブレターの調子が悪かったらカーマは気まぐれの歌に合わせて「君は気分屋さんだなぁ」と歌を口ずさみ、キャブレターの調整に奮闘するほうが楽しいし元気がでるだろう。