ツーリングの醍醐味である食事
バイクの楽しみ方は人それぞれだが、やはり多くのライダーはツーリングこそが醍醐味だと感じるのではないだろうか。
ブログやSNSでライダーの投稿を見ても、ツーリングの写真や動画が多い。
加えて、ツーリング先で食べた食事のレポートも多いのではないだろうか。
ふだんと同じような内容の食事でも、ツーリング先で食べるものはまた格別な味に感じられるものである。
もしそれがその地域でしか出会うことができない名産品や特産品、郷土料理だったらなおさらだ。
ツーリングの大きな楽しみはもちろんバイクに乗ることだが、道中のおいしいものとの出会いもかなり大きなパートを占めていると言えるのではないだろうか。
また、評判の料理でもときには自分の口に合わないことはある。
しかし、それもツーリングの思い出の一コマとなるだろう。
いずれにせよ、食事なしツーリングが考えられないのは確かなことだ。
ツーリングでおいしいものを食べたときに聴きたい音楽
ツーリングでおいしいものを食べたときは、やはり食事をテーマにした音楽が聴きたくなる。
食事やごはんをテーマにした曲は実はかなりあるのだが、ここでピックアップしたいのが、ジブリ映画の『コクリコ坂から』で挿入歌に使われた手嶌葵の『朝ごはんの歌』だ。
作詞には監督である宮崎吾朗も参加しているが、作詞作曲ともに谷山浩子である。
谷山浩子といえばみんなのうたにも数々の名曲を提供しているように、擬音を効果的に使った親しみやすい楽曲が多い。
この曲もそんな1曲で、ジュウジュウ、シュウシュウと朝ごはんができあがるまでの様子が伝わってくる。
手嶌葵の優しい声で歌われると、聞くだけで満腹中枢が刺激されるようだ。
ちなみに、同じく『コクリコ坂から』の挿入歌である『初恋の頃』も作詞作曲・谷山浩子(作詞には宮崎吾朗も)、歌・手嶌葵なのでぜひチェックしておきたい。
食べ過ぎには気をつけよう
せっかくのツーリングで食べるなら、旬のグルメは外したくない。
ツーリングに出かける先にもよるが、海の近くであれば寒い時期は海鮮料理が最高だ。
もちろん肉料理も人気である。
その土地土地のブランド牛や地鶏などをふんだんに使った肉料理は、ツーリングで消耗する体力を補うために、多少値が張ろうが食べておきたい。
また絶品グルメだけでなく、いわゆるB級グルメと呼ばれる各地の料理に出会えるのもツーリングの魅力の一つだろう。
食べ歩きではないが、道中食事に寄れるところを軸にツーリングルートを組み立てるのも楽しいのではないだろうか。
ただし、ツーリングでは食べ過ぎに注意したい。
長い時間バイクに乗っているとお腹が減るものだが、食べ過ぎると運転中に眠くなってしまう。
無理しないようほどほどに楽しもう。